2018年8月

この度の西日本豪雨災害で亡くなられた方々に哀悼の意を表しますと共に被害に遭われた方々に対しましてお見舞い申し上げます。

呉市は過去50年で最大の人的被害死者24名行方不明1名。

家屋の倒壊全壊150~200軒、半壊900軒、一部半壊300~400軒、断水約93,000世帯の被害となってしまいました。

断水が続いていた川尻町は8月2日ほぼ解除になります。

JR呉線は当初広駅から坂駅の運行が11月になる見込みでしたが、昨日(7月31日)に発表された情報ですと9月中に運行されるようです。

災害発生後呉~安浦間で国道185号の渋滞がひどく、「呉駅~広駅だけでも列車を走らせられないのか」要望をしてきました結果、8月20日に部分運行する運びになりました。

JRも本腰を入れて復旧作業に力を注いでくれたようです。

安芸灘大橋有料道路無料措置は8月3日24時をもって終了します。

引き続き安芸灘大橋の本格的無料化に向けて国・県に働きかけてまいります。

呉市にも応分の負担をするよう求めてまいります。

それにしても今回の大災害は呉市だけでも山の崩落が1,100箇所を超え、その土石流で水・道路・鉄路・電気・電話所謂ライフラインがマヒ状態に陥りました。

水も川尻地区では水を送るポンプ所自体が崩壊、当初復旧に1ヶ月以上かかる見込みでした。

この1ヶ月弱の間給水に対し他都市の水道局・自衛隊・日赤・社協・児童相談所・民間ボランティア等の大きな支援があり、何とか乗り越えられたところです。

道路はまだまだ通行止、片側交互通行の箇所があり、クレアラインの全通は11月になる見込みです。

これからも災害瓦礫・土砂・塵の運搬等が大掛かりに始まります。

陸路の復旧が遅れていますので、海路も利用した運搬も考えるよう提言いたしました。

いずれにしても復旧・復興には多大な予算と時間が掛かります。

広島県の補正予算は1,000億円を遥かに超える額になっています。

呉市はまだ正式に発表されていませんが300億円を超えることはほぼ間違いないと思われます。

今後議会としては13日に全議員協議会を開催し、9月議会に豪雨災害復旧・復興対策特別委員会を設ける方向で調整しています。

今後とも一日でも早い復旧・復興を達成させるため、市・県・国・関係諸団体に働きかけてまいります。

ご支援の程よろしくお願い致します。

がんばろ-呉。

ガンバロー広島。

ガンバロー日本。

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