2025年4月
3月定例会も終わり、新年度がスタートいたしました。
日本製鉄跡地の防衛整備案(防衛省発表)、ゾーニング(機能配置)について議会協議会(全員協議会)を3月31日に開催いたしました。
防衛省は跡地約130ヘクタールを12のエリアに分けて活用策を示しました。
【1】装備品などの維持整備・製造基盤(民間の誘致を含む)
1.民間企業誘致(12ヘクタール)
防衛生産・技術基盤を担う企業誘致・防衛装備庁研究関連施設を整備(誘致企業など民間活用視野、スタートアップを含めた先進的な研究の実施を検討)
2.無人機製造整備
水中探査・空中ドローン等
【2】防衛拠点(ヘリポートや物資の集積場など)及び部隊の活動基盤(艦艇の配備、訓練場など)
3.庁舎等
隊員の勤務する庁舎、営内者の隊舎、厚生施設、グランド
4.物資集積・保管
岸壁を使用した荷下ろし、艦船用部品などの保管
5.燃料タンク
6.運動場
屋外運動施設、体育館
7.将来構想
将来活用を検討するエリア(民間企業誘致も含む)
8.補給整備
艦船に搭載する装備品の維持・整備施設
9.火薬庫
地上覆土式火薬庫、火薬庫の周囲には土提を設置し、更にフェンスで囲う保安距離は敷地内に収まる
既存の大麗女弾薬庫を最大限活用し整備面積は必要最小限に抑える
10.情報通信
衛星通信も含む最先端な情報通信施設
11.防災拠点
災害救援物資の保管、物資集積場、ヘリポート
【3】岸壁などを活用した港湾機能
12.岸壁
将来的な利用拡大も視野に入れた、大型の艦船も接岸可能な岸壁
私も同志会を代表して質問し、これからの防衛省の一括購入に至るスケジュールと議会への丁寧な説明を要求しました。
民間利用が期待できる企業誘致は規模を拡大していただき、スタートアップ企業も含む最先端企業誘致にも力を注いでほしい旨要望、また現在スポーツ施設の再配置が呉市の課題であり、とくにソフトボール競技場の整備、また体育館には是非武道場も併設していただくよう要望いたしました。