2025年6月
6月9日から定例会が開会します。
令和のコメ騒動で、随意契約の備蓄米が店頭販売され始めたようです。
ところで、令和6年の呉市主食用米作付面積はおよそ175ヘクタール(日鉄跡地の1.3倍)。
10アール当たりの米収穫量を512kgとすると約896トンになります。
JA呉に出荷される米は主に郷原、焼山地域の米で、すべて全農に集荷されます。
令和6年産は30kgでおよそ600袋の荷受け(1.8トン)。
JA芸南に出荷される米は、川尻、安浦の米で、すべて全農に集荷されます。
令和6年産は30キロ袋でおよそ500~600袋の荷受け(1.5~1.8トン)。
両方とも出荷される量が非常に少ないため、広島県産米の一部となり、一般消費者から飲食店、業務用に買われていると思われます。
JA以外への個別販売は把握できない状況です。
呉圏域における地域周産期母子医療センターは、呉医療センター(国立病院)と中国労災病院の2カ所設置していまが、出生数や小児人口の減少が進む中で、ハイリスク妊娠や新生児集中治療室の利用率が低調になっています。
救命救急センターや精神科を有し、合併症の妊産婦の救急など幅広い対応を行っている呉医療センターに来年(令和8年4月1日)から集約化・重点化することになります。
決して中国労災病院の産婦人科・婦人科が閉鎖されるわけではないので安心してください。
呉市も漸く人口減対策に本腰を入れるようですが、なかなか人口減を食い止めることは難しいことだと思います。
少しでも呉市が安心安全で住みやすい街になり、さらに質の高い公共サービスの提供ができるよう提言して参ります。