2024年11月
総選挙も終わり、この国の総理大臣がどうなるのか気になるところです。
広島県・呉市にとって地方創生につながる、東京一極集中の是正や更なる地方への権限、財源移譲を実行していく体制になることに期待したいものです。
さて、呉市の国土強靭化基本計画を進めていく上で、先の豪雨災害の爪痕がまだ残っており、呉市の単独事業では多額の事業費が見込まれ、事業の継続を断念する可能性も出てきています。
こういった状況を踏まえ、
(1)防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策について、頻発する災害や物価高騰なも踏まえ、継続的・安定的に対策を進めるため、令和6年度補正予算において、例年を大幅に上回る規模で、必要な予算・財源を確保すること
(2)令和6年能登半島地震などを踏まえ、既設構造物の機能強化などを推進するため、資材価格などの高騰を踏まえた必要な事業規模と期間を盛り込んだ国土強靭化実施計画の策定について、令和6年度の早期に完成させ、必要な予算・財源を別枠で確保すること
(3)資材価格などの上昇に対応する中でも、山積する道路整備の課題に対応し、計画的かつ長期的安定的な道路整備・管理が進められるよう、新たな財源の創設等により、令和7年度道路関係予算は、所要額を満額確保すること
(4)自然災害が激甚化・頻発化する中、引き続き、地方単独事業による防災インフラの整備や浸水被害防止等を推進するため、令和6年度までの緊急浚渫推進事業債、令和7年度までの緊急自然災害防止対策事業債の事業期間を延長すること
上記4点について、道路整備に関する要望書を国に提出することになっております。
引き続き、呉市の安全安心の街づくりに邁進していく所存です。