2016年8月

昨年の日本人の平均寿命は男性が80.79歳【前年80.50歳】、女性が87.05歳【前年86.83歳】となり、ともに過去最高を更新しています。

【厚生労働省調べ】。過去最高の更新は女性が3年連続、男性は4年連続だそうです。

呉市は15万人以上の都市の中で高齢化率(人口の中で65歳以上が占める割合)が全国一位で31%になっています。

それに伴い医療費も多額で、特に75歳以上の後期高齢者の医療費は一人年間平均で100万円掛かっています。

後期高齢者【75歳以上】の医療制度は広島県の各市町が広域連合を組織し、県単位で運営しています。

年間の広島県の後期高齢者の医療費は3000億円です。

国全体では14兆円となっています。

広島県の医療費額は全国トップクラスです。

これには理由がありまして、それだけ病院が身近にあるので、気軽に通院しているという実態があります。

呉市は国民健康保険会計で全国に先駆けて、後発医薬品【ジェネリック医薬品】差額通知事業、糖尿病性腎症重症化予防事業、重複頻回受診訪問指導事業など医療費削減につながる事業を展開しています。

しかし、医療費は高齢化とともに額は増えます。

国民健康保険制度は平成30年から、都道府県が財政運営の責任主体となります。

広島県で統一的な国保運営方針を策定することになります。

まだ具体的な運営方針が出ていませんが、保険料が安くなることはまずありえません。

もうすでに、
①入院時の食事代について、在宅療養との公平の観点から調理費が含まれるように
段階的に引き上げ。

②紹介状なしの大病院受信時の定額負担の導入。

③保険料算定の基礎となる標準報酬月額の上限額の引き上げ(121万円から139万円)

など、あの手この手を駆使しながら、医療費削減策を講じています。

安倍政権は消費税を8%から10%に挙げることを2年以上留保しましたから、国からの医療費に対する補助額が増額しずらい状況が続きますから、医者の診療報酬を下げるか、国民の保険料を上げか、国民一人一人が健康になるための運動をするということです。

我々一人一人ができることは健康寿命をいかに伸ばして、めざすは「ぴん・ぴん・ころり」であります。

運動の中でも歩くことがとても健康に良いことが分かっていますし、「ふくらはぎ」は第二の心臓といわれるぐらい大切だそうです。

いまから各地で夏祭りや盆踊りが目白押しです。

ぜひいろんな催しに参加してください。

きっとそこには「ポケモンGo」ならぬ「健康GO」が現れてくれると思います。

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