2013年12月

師走に突入。

今年は秋という気候が無く、突如夏から冬になったような思いをしているのは、私だけでしょうか?

市長選挙も終わり、現職の三選が果たされ、無事市役所の新庁舎建設も進んでいます。

12月2日から16日まで定例会が開会されています。

呉そごうの跡利用はなかなか進捗しておらず、年内での後継決定には至らない模様です。

又、地方の商店街は全国的に厳しい状況に追い込まれており、尾道の商店街の一つは、破産を余儀なくされているところも出現しています。

20年前に通産省がアーケードや駐車場を建設する資金を高度化資金で商店街に低利もしくは無利子で商店街組合に貸付ました。

その審査を都道府県が行っていますが、非常に甘い審査で返済の見込みが無い組合に多額の融資を実行しているケースが見受けられるとの新聞報道がなされています。

このような「つけ」を決して市町に押し付けないようにしていただきたいものです。

呉市の商店街を代表する商店街の一つに中通商店連盟(れんがどおり)があります。

レンガを敷き詰めドーム型アーケードを擁した商店街です。

そのレンガが相当痛んでおり、全面的に改修する計画となっています。

市長も公約の一つに掲げています。

中央地区の賑わい創出策を打ち出していただきたいものです。

その創出策の一つに特産品・製造品をブランド化し販売ルートを拡大するために、中通にもアンテナショップ「くれ丸ごと物産館」が今年オープンいたしました。

海の幸、山の幸を各種取り揃えて皆様のお越しをお待ちしています。

特にこれからのシーズンはなんといっても「牡蠣」です。

ところで売られている牡蠣には、「生食用」「加熱用」の2種類のパッケージがあります。

鮮度の違いであると思うこと無かれ、実は、鮮度とは関係なく、養殖している海域によって区別されています。

生活廃水や工業用水が流れこまず、水質検査を行い、特定の物質が規定量以下で安全であると保健所が指定した海域で養殖されたものが「生食用」となります。

それ以外の海域で取れたものが、「加熱用」です。

牡蠣は毎日300リットルの海水を取り込み、ろ過して成分を吸収し成長します。

従って、沖合いの奇麗な海で育った生食用の牡蠣より、山や川から流れ込む栄養分やプランクトンが豊富な河口や湾内で育った加熱用の牡蠣の方が旨み成分が多く味が濃いといわれています。

なんと呉市は「むき身牡蠣」の生産量「日本一」なんです。

今後も農水産物のブランド化や6次産業化に力を注いでまいります。

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