2013年2月
二月「如月」(きさらぎ)は別名で「衣更着」とも言い、まだ寒さが残り、衣を更に着る月という由来があるそうです。
それにしても節分・立春を過ぎたら三寒四温で春を迎えるにしても、寒暖差が激しすぎて身体にこたえます。
為替相場も急激に円安が進行し、輸出関連企業を中心に株も急上昇しています。
一方でガソリン、灯油など輸入製品の上昇が著しくなっており生活への影響が出始めています。
国は、昨年11月、厳しい経済状況を踏まえ、緊急性が高く前倒しが必要な施策について速やかに実施に移すため、経済危機対応・地域活性化予備費の活用を決定しました。
また、第二次安倍内閣の発足後において、日本経済再生に向けた緊急経済対策として、(1)防災対策・(2)成長による富の創出・(3)暮らしの安心、地域活性化の重点化「3分野」などで、10.3兆円の大型補正予算を編成いたしました。
更には、本経済対策で追加される公共投資の地方負担額が大きいため、対策の迅速かつ円滑な実施を図るため、補正予算債による対応に加え、「地域の元気臨時交付金」1.4兆円を創設しました。
呉市の3月補正の対応として、小学校の耐震補強工事2億3千万円・生活道路や橋梁、公園などの整備事業に9億6千万円・川尻市民センター整備、広多賀谷地区の高潮対策など に3億8千万円。
地域への臨時交付金の総額は15億8千5百万円となります。
また新年度予算案の中に中学校給食基本構想の策定が盛り込まれており、2年後の中学校給食の完全実施に向けて準備に入ってまいります。
今年は市長選挙が11月に実施されます。
小村市政2期目としてはこの予算編成が最後になります。
小村市長が三期目を目指すということであれば、小村カラーが十二分に発揮される予算になることを期待しています。