2013年1月
寒中 お見舞い申し上げます。
それにしても寒い日が続きます。
今年は巳年ということで、実入りがいいとか、蛇は脱皮するので、再生するとか。
とにかく景気がよくなるここと請け合いらしいですよ。
事実株価は上昇気流に乗っているようです。
これは安倍新政権の金融緩和政策による円安基調に拍車がかかり、輸出企業が業績を復調させる見込みから、また大型公共工事の発注により土木建設業界が息を吹き返すのではとの観測から上昇しているようです。
しかし6割以上は外国人投資家がマネーゲームをしているというのも現実として捉えておかなくてはいけません。
この株高、円安により本当にデフレから脱却するには、相当な時間とお金の流れが必要です。
この流れが地方に回ってくるには、2年くらいのタイムラグがあると思います。
安倍政権が2年持つのか、国民の期待が続くのか、国・地方の借金は増えても、個人の所得が増えなければ、国民総生産いわゆるGDPは増えません。
このGDPが少子高齢化で伸びるためには、民間の投資と技術革新が必要不可欠です。
地方都市である呉市が生き抜いていくには、このような流れにも乗っていく産官学の更なる連携が必要です。
今年は市長選・県知事選・参議院選挙もあります。
景気が持続し、生きていける糧を作っていく政党はどこなのか。
国益・県益・市益のために、己を殺し、既得権益を壊し、私益を外して、公益に徹する人を選任しましょう。
呉市は今年が111周年。
1が三つも重なります。
同じ干支の人が家に3人いると福を招くようです。
巳年の今年が呉市にとって良いことが3つはあることを願っております。