2012年4月
今月の一言 お題は『春は花見』
呉市議会は宮城・岩手県の震災瓦礫について呉市で受け入れるよう中国地方の中では一番早く決議いたしました。
今後、放射能をクリアされた瓦礫は県や国と調整しながら呉市で受け入れが行われると考えます。
さて、4月1日からいよいよ緑色の広電バスが呉市を縦横無尽に行き来するかと思いきや、今年の8月までに徐々に(広電カラーに)衣替えをするとのことです。
70年間、呉市の公共交通を担ってきた呉市交通局の名前はすでに見られませんが、あのブルーを色調にしたバスは今しばらくは走っておりますので、交通局同様に新生広電バスのご利用をよろしくお願い致します。
日を同じくして、東広島呉道路の阿賀インターから黒瀬インターの12.3㎞が開通しました。
すでに平成19年 11月 上三永IC ~馬木IC 延長L=7.3km(暫定2車線)・平成22年3月 高屋JCT・IC ~上三永IC 延長L=4.4km(暫定2車線)が開通し、あとは黒瀬ICから馬木ICの8.8㎞を残すことになります。
あと2年で総延長32.4kmの自動車専用道が無料で山陽自動車道の高屋ICに連結されることになります。
今回の開通で呉市(市役所)~山陽自動車道間の所要時間が、現在の約68分から約50分へ約18分短縮します。
阿賀マリノポリスの埋め立て地への企業進出にも弾みが出るのではと期待しています。
いずれにしても呉市の道路状況と公共交通が4月1日から様変わりしました。
少しずつですが、将来の街づくりを支える変更が積み重なっていくことは喜ばしい思いです。
ところが、こんなうららかな春に北朝鮮は何を思って、ミサイルを発射するんでしょうか?
その御蔭で海上自衛隊主催の観桜会は中止となりました。
桜を愛でる日本国の花見に重大な影響を与えています。
アジアにおける『北』の横暴ぶりと近隣諸国との領海問題で事件が多発している状況は日本の外交と防衛の戦略を改めて構築し、それをやりきる政治的能力が求められていると思えてなりません。
日本がワシントンDCに親善大使として贈った桜は(1912年3月27日)今年も見事に咲いているそうです。
ワシントンDCのポットマック公園で『桜祭り』は毎年盛大に行われワシントン市民の楽しみの一つになっています。
アジア諸国に桜をバンバン植樹してジャパン文化『ハナミ』を全アジアで演出すれば、アジアはもっと平和になれる気がします。