2018年11月
急に寒くなったように感じます。
特に今年の夏は豪雨災害に見舞われ、それも気候が猛暑であったことも起因するかのように、秋を飛び越えて冬が到来したかと錯覚するぐらい時の流れが速く感じられます。
豪雨災害後幹線交通網が遮断されJR呉線も10月28日に天応駅から安浦駅まで呉市の行政区域の駅が完全復旧いたしました。
当初復旧見込みより2ヶ月も早い復旧となりました。
工事関係者の皆さんのご尽力に敬意を表します。
これからは個別事案や二次被害対策で緊急度の高い箇所から復旧・復興していくことになります。
特に天応地区は国の砂防事業が入ることになります。
災害を被った地域でも秋祭りを契機に市役所本庁舎の強化ガラスが完成後3年足らずで、自然にヒビが入る原因が不純物が含まれた不良品を除外する処理をしていない製品が使われていたようであります。
997枚ものガラスを業者負担で交換するようです。
交換工事には相当な期間が必要でしょうし、職員の執務室にかかわる工事でありますので、職務に支障が出ないようにしなければなりません。
工事期間の問題・元受けの責任問題・日本全国にこの会社製造のガラスが相当数出回っているはずですから呉市庁舎だけでなく他の公共施設にも不正品が使われている可能性があります。
日本の製造業の信頼が揺らぎかねない問題であります。
仕様書通りの製品で施工した証拠の検印も偽造していたことになります。
完成したばかりの本庁舎で、これまで3回も強化ガラスが自然に割れ、庁舎建設特別委員会でも何度か取り上げられ不信の声が上がっていました。
今後もこの問題を議会において真相究明していかなければなりません。
12月定例会に向けて復旧・復興計画や呉駅周辺・呉青山クラブの活用策なども提言や質問をしてまいります。