2018年10月
今年の秋は例年より早く訪れたように感じます。
また毎週のように週末が雨模様であり被災地の住民は雨に対して不安と恐怖を抱かれています。
呉市も災害に強い町づくりを進めていかねばなりませんが、まだまだ復旧に時間がかかり、復興計画に着手するにはもう少し時間がかかりそうです。
9月議会は災害対応議会にいたしましたので短縮型の定例会となりました。
この間JR呉線の広~広島の運転再開や広島呉道路(クレアライン)の復旧など、当初の復旧見込みより、かなり早い工事進捗がなされ、関係各位の尽力に感謝いたします。
しかしまだまだ復旧には目処さえ立っていない地域や住宅があり、場所によっては二次災害の危険が高いところも散見されます。
このような状況でありますので、我が会派(仁友会)の来年度の予算要求は、
(1)治山・治水事業は、国・県との連携を密にし、早急に対策工事が実施できるよう働きかけること。
市が行うべき対策も着実に実施すること。
(2)地域ごとに異なる土砂災害の危険性を周知徹底し、市民の生命と財産を守るために、適切な避難指示等の情報を確実に伝達できるよう備えること。
(3)経済の復興なくして地域の将来はない。
国・県とも連携して産業振興や観光客誘致など地域の経済復興への積極的な取り組みを行うこと。
(4)断水時に地下水の利用を最大限活用できるよう、平時に調査、研究し活用マップや計画立案・環境整備を行うこと。
以上大きく4項目を要求しました。
また来年実施される市議会議員選挙議員定数については、代表者会議において現行の32で実施する方向で決定をいたしました。