2017年3月

3月議会真っ只中です。

呉市は、台湾基隆<キールン>市との姉妹都市縁組を行います。

基隆市は台湾の最北端に位置し、北は東シナ海を臨んでいます。

湾は水深が深く、内陸に湾曲した天然の良港です。

基隆市の歴史は清朝中ごろから豊富な鉱産物の産出などにより急速な発展を遂げた都市です。

日本の統治(1895年)以降は、計画的に築港工事が進められた基隆港を中心に、近代港湾都市として発展しました。

地形や戦前に日本軍が都市基盤を残したことなど、呉市と類似している事や「呉グリーンライオンズクラブ」と「基隆中正ライオンズクラブ」が姉妹縁組を締結し、以来36年にわたる交流を経て両市の都市間交流の機運が高まったことなどから、この四月に基隆市の訪問団が来呉されるときに調印の運びとなると思います。

大和ミュージアムに来られる外国人の数もナンバーワンは台湾からの観光客です。

台湾からのインバウンドと併せて、海外での日本物産展への出店助成等を通じて複数の呉産品を一斉にアピールし、産業の活性化にも繋がります。

呉市は昨年四月に日本遺産の認定を受け、旧軍港四市(横須賀市・呉市・佐世保市・舞鶴市)の交流人口の拡大、都市間連携の更なる強化・都市ブランド化の推進を図っています。

日本遺産を活用した情報発信を進めていく上においても、青山クラブ(旧海軍福利厚生施設)の保存やその地下にある眼鏡橋の遺構をどのようにして呉市民や連携都市の市民、海外の観光客に至るまで広報できるか調査研究する必要があると思います。

オンリーワンのまちづくり、旧海軍の遺産を継承、発展させていく責務が今の我々に課せられていると思います。

ものづくりのDNAを継承していく都市でもありますので、市立のものづくり大学が開校できればいうことないですね。

もしくは呉工業専門学校を大学化する運動も巻き起こしていきたいと思っています。

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