2014年10月

御嶽山の噴火が未だ続いているようですが、おおむね過去1万年以内に噴火したり、現在、活発な噴気を上げたりしている火山、いわゆる「活火山」は、日本全国に110あるようです。

その中でも、火山防災のために重点的に監視や観測を行う必要があるとされる要注意火山は47あるとされ、御嶽山もその一つです。

いつ何時地震が起こるかもしれませんし、人間の力で防ぎきれない災害は、日本のどこで起きるか予想もつきません。

世界遺産の富士山もかつては「休火山」と習いましたが、今は数千年間活動していない「死火山」と分類していた山が噴火した事例が相次いだことから現在は「休火山」「死火山」といった分類はないようです。

8月に起こった広島の土砂災害でもわかるように、西日本は、花崗岩が雨風にさらされて「まさ土」になり、地滑りの起こりやすい土質と地形となっています。

もともとは花崗岩ですから何万年も前は火山の噴火からマグマとして流れ出たものなのでしょう。

一ヶ月にも及んだ9月定例会は平成25年度決算審査を日程の中に組み込んだ初の試みで、この決算審査を受けて来年度の予算要求を各会派代表が行うという、これまた初の試みでありました。

私は仁友会を代表して演台に立ち、「第4次長期総合計画・前期基本計画」に掲げる人づくり・地域づくり・都市づくりを基調にした要望を行いました。

その中で、土砂災害を教訓とした防災・減災対策や、庁内の危機管理情報の集約を含む管理体制の再構築、東京都多摩地区における連続放火事件などの抑止につながる防犯対策など、市民の生命、財産を災害等から守る施策についてより充実していくことを求めました。

これからの季節「天高く馬肥ゆる秋」ですが、台風シーズンでもありますので、気象情報には注意して備えてください。

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