2011年9月
今月のお題は、『災害は忘れた頃に民主党』
9月1日は防災の日です。
大正12(1923)年9月1日11時58分44秒、伊豆大島付近、相模湾北西部の相模トラフ(北緯35.1度 東経139.5度)を震源とする海溝型大地震『関東大地震』が発生しました。
この地震はマグニチュード7.9、震度6の規模で、南関東一円を中心に、死者・不明者14万2,807名、家屋全半壊25万4千件余、焼失した家屋は44万7千余、山岳部では山崩れが多数発生し、海岸部では津波が発生しました。
この大災害を忘れない為に防災の日は制定されています。
又、暦の上でも「二百十日」という厄日です。
古来わが国では、二百十日は暦の上で雑節の一つとして、江戸時代初期の1656年(明暦 二年)に、伊勢暦で初めて使用され、貞亨改暦(1684年)の際、幕府天文方に就任した 渋川春海によって、初夏を知らせる八十八夜とともに、暦に記載されました。
この雑節は、立春から数えて210日目の日、太陽暦では9月1日頃が、220日目の二百二十日 とともに、台風が来襲する厄日とされています。
関東大震災時にも、折からの突風が吹き荒れており、東京は3日間にわたって燃え広がり、 出火規模は130カ所以上にのぼったそうです。
現在、台風12号が日本列島に接近中です。
十分にご注意ください。
確率としては低いですが、地震と台風による高潮が同時に重なると呉市の市街地も壊滅的な損害を被る恐れがあります。
東日本大震災の発生により呉市も地域防災計画を見直しましたが、危機感が足りないような気がします。
9月議会に新庁舎建設に係る基本設計・実施設計の補正予算1億円余が計上されています。
防災拠点の機能も兼ね備えた庁舎建設となっていますが、消防局と水道局の2つの局が本庁舎に入っていない計画案です。
危機管理体制と指揮命令系統の充実並びに市民の防災意識の高揚の観点から再考を願っています。
ナマズの風情を持つ野田氏が総理になりさぞ地震には強い力を発揮していただけるかと想像しますが・・・。
えっ? 野田総理はドジョウ?