2009年12月

12月7日から定例会が開催されます。

小村市制2期目のスタート議会です。

国政では「事業仕分け」手法により、来年度予算の概算要求を1兆7千億削減しました。

22年度の本予算を12月30日までに内閣で決定する運びだそうです。

政権が民主党を中心とした連立政権に移行し、地方の陳情を民主党の県連で受け、中央の民主党執行部により取捨選択し、内閣並びに各省に折衝することになると予想されます。

「事業仕分け」は地方の意見を反映するところまでにはいたっていません。

呉関連で俎上に上がったのが、「鉄のくじら館」です。

この館は防衛省の予算により建設され、運営されています。

入館料は無料です。

それを有料にせよとの仕分け人の意見により今後検討されることになるのでしょうか?

大和ミュージアムと一体になり相乗効果を期待して呉市が頼みに頼んで建設してもらったものです。

大和ミュージアムは御蔭で年間の入館者が100万人を維持する勢いです。

鉄のくじらだけの御蔭とは言いませんが、多大な影響はあると思います。

この2つの館は一体となって、運営しているようなものなのです。

仕分け人は、現場も把握せずどのような効果があるかも検証しないまま、机上の数字合わせをしているように見えてなりません。

大和ミュージアムの運営を民間に任せたことによって年間1億円の効果を生み出しています。

その効果を中心市街地の活性化や、呉市の観光に寄与するものに廻せていけるよう、活動していきます。

今後地方との連絡調整会議を民主党ないし政府が法制化し、定期的に開催するシステムを構築していくことが、地域主権、地方分権の早道になると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA