2010年5月

沖縄の米軍基地問題で、民主党政権を選んだ有権者がどれぐらい居られるのだろうか?

太平洋戦争で唯一地上戦が行われ、民間人も何万人も犠牲になっています。

昭和20年3月26日から6月23日まで約2ヶ月にわたり烈しい戦闘が繰り広げられました。

呉鎮守府で建造された、戦艦大和はこの沖縄戦に向かう途中、4月7日 鹿児島県沖にてアメリカ軍に撃沈されています。

鳩山総理が沖縄に行かれた5月4日、64年前の5月4日の普天間は、鉄の雨、鉄の暴風が吹き荒れていました。

戦後も米軍の度重なる沖縄県人への暴行事件や、米軍ヘリコプターの墜落事故、騒音被害、近隣住民の怒りは頂点に達していることと思います。何とか国外、県外移設を実現していただきたいというのが、国民の感情だと思います。

大田実海軍中将の電報での訴え

「沖縄県人斯く戦へり、県民に対し後世のご高配を賜らんことを」 に全ての願いが込められているように思いますが、本土に暮す我々が、沖縄県民から、ご高配を受け戦後戦争のない平和な暮らしを享受しているように思います。

ただ、今の米軍は太平洋戦争時の敵ではなく、れっきとした同盟関係のある味方の軍隊です。

米軍の御蔭で中国、北朝鮮への抑止力や、自衛隊の防衛費もGNPの1%以下で済んでいるのも事実です。

普天間基地の負担軽減が少しでも進む方策があれば、日本国民全体で、分担していかなければならないと思います。

呉には、規模は小さいですが、在日米軍がありますし、広には弾薬庫があります。

沖縄の比ではありませんが、機能の面と造船建造で培った技術面で例えば浮体構造物建造を行い飛行場にするとか、沖縄負担軽減に役割を果たせるのではないかと思います。

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