2010年3月

呉市の3月定例会は、19日に終了しましたが、国の子供手当の法案については、25日に参議院を通過し26日参議院本会議において正式に施行されることになりました。

6月から子供1人に付中学3年生まで月1万3000円が支給されます。

民主党を中心とした連立政権で、初めての新年度予算が4月1日から執行されることになります。

呉市の新年度一般会計予算は、5年ぶりの増額 予算(7%増)で1,025億円です。

増えた主な要因は、子供手当37億円・呉中央学園整備、一般廃棄物最終処分場整備、郷原の総合スポーツセンター整備にかかる建設事業増によるものです。

これにより呉市の経済環境が飛躍的に伸びるということはありません。

今ある環境を大切に維持していくことが、きわめて肝要になってきています。

またご批判もあろうかと思いますが、市庁舎立替に対して初めて5億円の基金を積み立てます。

現庁舎は、昭和37年に落成しており、今年で築48年になります。

もう10年大切に使えば、基金も50億円たまり、立て替えることが現実的になると思います。

どこに建てるとかどれぐらいの規模にするかは市民の皆様のご意見や、地方行政の根本的な姿もこの十年で相当変化する可能性がありますので、まだ白紙の状態です。

呉市営バスのあり方についても今後民営化を含めて6月までにあるべき方向性を打ち出すことになりました。

市民の皆さんの足を守るにも相当の経費が掛かっていますので、公営交通のあり方自体を見直す必要性に迫られています。

路線を維持し、、給与も公務員と同じ給与体系では、もうやっていけなくなっています。

交通局も血の出るような合理化を精一杯断行していると思いますが、如何せん乗降客の減少が額で毎年1億円にも達していますので、努力が水泡に帰すことに陥っている状態です。

市民の皆様呉市営バスを出来うる限り利用していただきますようお願い致します。

来年4月に実施される呉市議会議員選挙の定数は4減の34になりました。

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