2012年9月

今月の一言 お題は『長雨月』

朝夕の涼しさに秋を感じるようになりました。

九月をあらわす言葉として、「長月」「夜長月」「暮月」、さらに「長雨月」「稲刈り月」と、なるほどと思える九月の呼び名です。

まだまだありますが、暑い夏からやっと過ごしやすい秋を迎え、香り深くいとおしい時節ということでしょう。

世界では、九月入学がほとんどで、日本のように四月入学を採用する国はほとんど数えるほどになっています。

やはり九月ははつらつとして勉学や生活にはりのでる時期ということでしょうか。

九月定例議会が14日から始まります。

最大の案件は新庁舎の債務負担行為130億円の補正予算案です。建設業者を決定するに際して、建設費外装内装・設備・電気施設を一括発注方式を採り、総合評価により選定する予定です。

JVでも単体でも能力があればエントリー可能です。

いずれにしても、最大の箱物予算案となりますので、慎重且つ速やかに審議してまいります。

それにしても、日本の政治の混迷はなんともいかんともしがたい状況です。

民主党はもうどうしようもない、と思えば自民党も消費税法案を可決させて問責決議案に賛成?

国会の会期末は8日ですが、大切な特例公債(赤字公債)法案は審議未了で可決の運びにならないようです。

国民の期待が維新の会へ集まるのもうなずける思いです。

多くの問題を抱えた日本の政治状況ですが政治はやっぱり晴れ間の見えぬ長雨月ですか。

かの安岡正篤先生の言葉
秋を 向かえる心得。『新秋清警』
一、新秋なり。暑中の惰気を一掃し、颯爽として清健の気を振起すべし。
一、読書の好季なり。早暁・深夜、古 教・心を照らし、心・古教を照らすべし。
一、日新の世界なり。活眼を宇宙に放って、気宇・識見を遠大にすべし。
一、日本の危機なり。匹夫・責あるを知っ て、祖国と同胞の為に尽瘁すべし。

国のことより己の利益を優先する政党や代議士様に声を大にして伝えたい言葉です。

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