2005年4月
平成の大合併が急速に進んでいます。
1999年から始まったこの波は、3232市町村から1822市町村に。
なんと1410の地方自治体がこの波に飲み込まれることになります。
総務省によると、全国で99年3月末と比較して、市町村の減少率が高いのは、86から23に集約される広島県が最も高く、73.3%、次いで愛媛県の71.4%となっています。
瀬戸内海に面した波穏やかな両県に最も高い波が押し寄せたことになります。
これにはいくつかの理由があり、総務省の指導をまともに受ける体質と、島が点在する小規模自治体では今後の行政運営が行えないとの判断などが考えられます。
呉市も3月20日・周辺8町の合併を成就し、新生呉市としてスタートしました。
合併のメリットを最大限地域住民の生活向上に役立てれるよう、ビッグウエーブにしていく必要があります。
4月23日には海事歴史科学館(大和ミュージアム)がオープンします。
この施設を核とし、瀬戸内海に点在する観光施設にも余波が届くようになればと考えています。