2004年11月

新潟県中越地震の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

呉市も看護士・消防士を派遣し、救援物資も送りました。

呉市は芸予地震も経験し、災害に強い町づくりを目指していますが、今年の台風に見られるとおり、日本列島に近づいても、なかなか勢力が衰えないことまでも計算に入れて、護岸整備をしているわけではありません。

11月8日から平成15年度の決算委員会が開催されますが、土木費が対前年に比べ72億円の減となっており、災害対策に予算が廻らない一端を覗かせています。

災害は忘れたころにやって来ると言われていましたが、これからは、毎年災害に対する備えの予算が必要になってくると思います。

備えあれば憂い無し!

呉市議会の委員会が、議会休会中にも開催されることになりました。

この形式は、議員が委員会で自ら選んだ重要案件に対して議論を行い、ある程度の方向性を議会が行政に指し示すシステムができたと思います。

今まで無かったことが市民の皆様にはご理解がいただけないかと思いますが、地方議会は、あくまでも行政のチェック機能の役割を果たす権能しか与えられておりませんので、予算提出権も議会にはありません。

このようなことから、委員会(建設・民生交通・教育経済・総務水道)は、行政(市役所)から出された案件についてのみ審議を行っていたわけです。

呉市議会も今後更なる改革を行い、議会が町づくりに一定程度の牽引役を果たすことになりそうです。

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