2004年12月
早いもので今年も師走。
学校の先生も走るぐらいに忙しい風情ある光景を表している「師走」。
政府の発表では「日本の景気は、引き続き回復基調にあるが、踊り場にあるようである。」とのことです。
東京と中京地区はほんとに景気がいいそうです。
人間の心理として景気が良くてもなかなか良いといわないものですから、この2地区は目を見張るぐらいに景気が良いのでしょう。
中国地方の景気が良くなるのはいつになるのか?良くなる前に腰砕けになるのか?あまり期待はしないでください。
なぜって、中国地方の特質は1番になるのを嫌う習性があるように思えてならないからです。
カープも頑張っているけれども、まんねんBクラスに甘んじているようなチームに成り下がっているし、マツダも頑張ってはいるが、トヨタには遠く及ばないし、中庸を旨に生きていこうとする、
決して「京」を目指さない毛利家の家訓がいまだに気質としてあるような気がしてなりません。
一番を目指さないとなれないのが県知事をはじめ各市町村の首長です。
一番はとったけれども志がない。
何をどのようにすればよいのかわからない人がたくさんいます。
これからの自治体のトップを選ぶ選挙は、その地域の生き残りをかけて、日本で一番を目指すような町作りを戦略と知略をもって行い得る人材を選択しないと、いつまでたっても、毛利家の呪縛から解き放たれませんぞ。
呉市議会は12月定例会が6日から15日まで開催されます。
郷原にあるマツダ健保組合が所有する総合グランドの取得案件・来年合併が、完了することからも、市の機構を大幅に組織変更をする条例改正案など重要案件が目白押しです。
その報告はまた来月号にて!