2018年2月
寒い。寒い。凍てつくような寒い日が続いています。
立春を過ぎ暦の上では春一番がいつ吹いてもおかしくないのですが、今年は南風がいつ吹くのでしょうか?
待ち遠しいですね。
呉市の税収入も震えるような状況になっています。
「主な一般財源」を平成24年度決算と平成29年度決算で比較すると約26億も減少しています。
歳入の根幹である市税収入は、給与所得者の減少や、地価の下落などにより減少し、地方交付税が平成28年度から主要な測定単位である国勢調査人口が大きく減少したことや、合併して10年以上たつと段階的に交付税を減額していく影響で大幅に減少しました。
このままの状況で進みますと、今後各年度において、歳出に対して歳入が不足し、平成31年度から平成34年の4年間で、約92億の財源不足が生じるものと見込まれています。
このようなことから、第三次行財政改革を30年度から5年間行うことになりそうです。
歳入面では市税収納率の向上・使用料・手数料の見直しや広告料収入の確保・ふるさと納税の促進などを行います。
歳出面は人件費の縮減・負担金・補助金の見直し・公債費の抑制です。
新市長のキャリアを活かした手腕に期待するとこ大です。
少ない予算で若者がワクワクドキドキするワンダーランド構想を実現するためには知恵と発想の転換が必要になろうかと思います。
今の現実を是とするのか非とするのか?
公的機関にお金がないなら民間にお金を拠出していただけるような「クラウドファンディング」の手法を最大限に活用していく必要があると思います。
今月中旬には30年度予算案が発表になります。
3月議会は新年度予算の審議議会です。
仁友会の幹事長として予算総体質問に立つことになりますので、建設的で提言型の質問ができたらと思索しています。
まだまだインフルエンザも猛威を振るっているようですので、ご注意ください。