2017年1月
明けましておめでとうございます。
今年は酉年です。
酉年はいろんな種をまいて焦らず、実になることをじっと待つ年であるとか。
どんな種を撒くのか。
それが問題ですね。
市立呉高校は10年前に野球部を創部し昨年の秋の中国大会で準優勝を果たしましたので、今年の春の選抜甲子園大会に出場が決まる可能性が大のようです。
今月末に決定するようです。
出場が決まれば、呉市にある高校としては、呉港高校以来54年ぶりの快挙となります。
半世紀出場してなかったんですね。
呉市民こぞって応援していただきたいと思います。
また映画「この世界の片隅に」が大ヒットしているようです。
先の大戦時と戦後間もない時期の生まれ故郷の広島と嫁ぎ先の呉を、普通の女性がどのように生活していたかを情緒的エキスもちょっぴり感じさせて、呉と広島の当時の街並みを見事に描いています。
その映画にも描かれている「呉青山クラブ」旧海軍下士官兵集会所(明治36年に下士官兵のための厚生施設として設置)
現在の建物は昭和11年に建設(地上3階地下1階一部塔屋付きの鉄筋コンクリート造)を国から呉市が買い取ることで話が進んでいます。
今の計画では奥にある桜松館(海上自衛隊呉音楽隊の練習施設)のみを残し、前面の建造物は解体し駐車スペースとなっています。
この青山クラブも旧海軍の歴史遺産でありますので、保存や補強ができないのか再度調査するよう当局に申し入れしています。
呉市は昨年旧海軍鎮守府があるまちとして、日本遺産に指定されていますし、大和ミュージアムと美術館・入船記念館を結びひいては本通・中通を面的に引き立てる役目を担っている施設にする必要があります。
本年も呉の魅力をアップする施策や人口減対策になる子育て施策の充実、女性が働きたくなる街を演出していく所存です。
今年の秋には呉市長選挙も予定されています。
成熟した街を少し若返りさせることのできるトップの登場を期待したいものです。