2016年12月
12月を師走と呼びますが、「師」には僧侶の意味があり、その「師」も走るほど忙しくなるからとも言われています。
12月8日は太平洋戦争が勃発した日であります。
いわゆる「真珠湾攻撃」です。
アメリカ大統領は予想を覆してトランプ氏になることになりましたが、今のところ日本に悪影響はあまりないようです。
「トランプショック」になるのか「トランプミクス」が功を奏するのか、日本も戦々恐々と影響分析しています。
12月13日は「正月事始め」の日です。
正月を迎える準備を始める日で、昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪などお正月に必要な木を山に取りに行ってたそうです。
本来の日本料理は素材そのものの風味と味を活かし、素材の良さを引き立てる調理法に特徴があります。
濃厚な味付けをするフランス料理や中国料理とは異にします。
また、食材の下処理にも手間と時間をかけ、それを為す上で重要な「切る」という所作にも重きを置くため、料理人をまな板と関連づけて「板前」などと呼びます。
割る(切る)こと、つまり切ってそのまま食べることが第一で、烹る(煮る)、つまり煮たり焼いたりした調理は従であるとする「割主烹従(かっしゅほうじゅう)」の姿勢から、「割烹」という言葉が料理そのものを表すことになりました。
12月は忘年会シーズンでもありますので、呉の味を堪能してください。
来年は「酉年」です。
呉の「焼き鳥屋さん」では刺身も出してくれます。
我々はこの風習ともいえる光景を普通だと思っていましたが、呉独特の食の習慣だそうです。
12月議会が開会中です。
そごうの跡地の問題や日本遺産の活用策などが議論されます。
来年の11月には市長選挙も予定されてをり、すでに新人二人の名前が新聞紙面に躍っておりました。
呉市政が着実に発展していただくよう政策論で競い合っていただきたいと思います。
因みに現職市長の動向は今のところ不明です。