2014年7月

「夏越の禊」も過ぎ一年の半分が越しました。

「夏越の禊」は6月30日に各地の神社で半年分の穢れを祓う古くからある神事で、茅の輪くぐりや、人形(ひとがた)または車形で厄払いを行います。

7月から心機一転ということなのか自衛隊が誕生して60年となり、平和な日本を永続させることを祈念してなのか、戦後守り通した憲法解釈である集団的自衛権(日本国は保持しているが使用しない)の行使を限定的であるにせよ認める閣議決定をしました。

国の方向を決める一大事なのに、閣議だけで決定する危うさはこの国の未来に向けての危うさを露呈しています。

拙速すぎる決定過程に国民は諦めてはいけません。

粘り強い議論が巻き起こることを期待したいと思います。

呉市は呉海上自衛隊を擁している旧4軍港(舞鶴・佐世保・横須賀そして呉)の一つであり、自衛隊と呉市の立場は共存共栄を謳っています。

であるからこそ、未来の日本を背負う若者が納得した上での解釈改憲をせねば呉の人口減少は歯止めなく加速する可能性を秘めています。

平和を守るための自衛隊増強でなければなりません。

決して戦争に巻き込まれるための自衛隊増強であってはならないのです。

ところで呉市議会の議員定数を現行の34から2削減の32に決定いたしました。

4常任委員会に8人の議員が所属でき、市当局の行財政改革の歩みを加速し議員の質の向上も期待できることから2削減案に賛成いたしました。

7月の初旬に呉市の各地で議会報告会を開催いたしますので、時間と場所で都合が合えば是非参加していただければと思います。

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