2013年5月
鯉のぼりが泳ぐ季節ですが、日本国は西高東低の冬型の気圧配置になっています。
北海道では8年ぶりにゴールデンウイーク中に雪が降りました。
宮崎では30度を越す気温を観測したようです。
5月は精神的にも五月病で不安定になりがちですし、この寒暖の差による体調不良には十二分に気をつけたいものです。
呉市では4月29日に55回を迎える「呉みなと祭」が開催され、ディズニーのキャラクターも登場し大盛況でした。
広島の「フラワーフェスティバル」も「菓子博」との相乗効果で過去最高の人出を記録したようです。
一方で、5月3日に行われていた「吉川英治記念文学碑記念祭」ツツジ祭りや夏の恒例行事、「呉夏祭り」、よしゃこい祭り、などが協賛金の不調で開催できない事態になっています。
海上花火大会は呉まつり協会の主催で、例年通り8月3日に開催されます。
呉の伝統的な祭り(イベント)の開催は呉市からの補助金と企業協賛金で賄われています。
みなと祭のパレードに参加するにも参加料を徴収しています。
景気がよかった頃は「みなと祭」も前夜祭が催されていました。
ちょうど呉駅前に呉そごうがオープンした頃です。
しかし少しずつ呉市の経済も減速し「祭り」も勢いを失いつつあります。
広島市への交通の便が良くなるにつれどんどん消費が流出しています。
魅力のある商業地域、特色のある街づくりをより積極的に進めなければアベノミクスの恩恵は全て広島市のものになるのではないでしょうか。
やっと経済が回復基調になりつつある今、呉そごうの後活用も呉市の活性化対策の柱となります。
いずれにしても早く、出店する企業を決定し呉市の発展に繋げて行きたいものです。