2010年10月
10月に入り朝晩が急に涼しくなりました。
昼夜の寒暖の差が激しくなると体調を崩しやすくなるのでご注意ください。
9月定例会で小村市長が呉市交通局の民間委譲について発表されました。
1.平成24年4月に一括して民間に衣替えする。
2.呉市交通局と同等以上の広島県に事業所を置く会社に受け継いでいただく。
今月からその会社の公募が始まっています。
議会としては、この交通局の問題について、特別委員会を設けて対処していくことになりました。
しかし、民間事業者への譲渡を是とするのか非とするのかをこの委員会で審議することができません。
事実上、事業者が選定されれば、議会として民間委譲を反対することはほぼできないことになります。
いかに良い条件で民間事業者に事業譲渡ができるか、又、呉市の輸送手段としてのバス体系をどう維持できるかが焦点になってくると思います。
呉市交通局は68年の歴史を閉じようとしています。
来年四月には呉広島空港線・大広白岳線・吉浦天応高地部線の3路線の廃止も打ち出されました。
敬老パスについては民間になっても一般会計から補助を行い、現行制度の継続を視野に入れていますが、はっきりとした事は、事業者が決定した後になると思います。
又、民間会社の選定は第三者の選定委員会を設けて決定することにしています。
あのブルーのバスを見かけるのもあと1年半か、いやいや急にバスの色が変わるのかどうかについても今からの協議や契約で変わってきます。
市民の皆さん出来る限り市営バスを利用して、二酸化炭素排出抑制に協力ください。
そして交通局は呉市民の大切な財産です。
今からでも遅くありません、貴方の財産を十二分に利用してください。