2006年9月
8月末の広島県営水道、送水トンネル崩落事故で、当初3週間の断水期間となる見込みが発表され、断水区域の皆様方から、苦情の電話やメールを多数頂きました。
水の大切さや、人のありがたみをあらためて思い知らされたように思います。
また市民の節水の協力や市内外の援助のお陰で、呉市は1週間で断水解除ということになりました。
断水地域の皆様にとっては、1週間とて決して短い期間であったとは思いませんが、水道局の頑張りと市民各階層の支援のお陰で、予想以上の早期給水再開に漕ぎ着けたと思います。
この断水を契機に新たな送水管のルートの開発や、旧来の送水ルートの確保も非常に大切になってくると思います。
やはり水は命ですね。
蛇口をひねれば飲み水が出てくる国は、そうざらにはないのですから。
私も総務水道委員会の副委員長として、呉市の水問題に今後も取り組んでいきます。
9月定例会が開会されました。
中田市議会議長の辞表提出に始まり、呉市議会の次の顔を決めるべく、清潔で、この難局を乗り切るべく、リーダーシップを発揮できる御仁に議長をお願いする運びとなりました。
職員採用不正問題に端を発した数々の逮捕者、地方自治法違反と知りながら、密室で市長以下幹部職員が手を染めてしっまたのか?
当時の小笠原市長並びに両助役を信用していただけに、非常に残念でなりません。
公正で法律遵守を常々口にされていた方々ばかりなので、にわかにそのようなことをしたとは、今でも信じられない思いであります。
議長宅・市議会議長室・市会事務局の家宅捜索に及んだ限りは、議会自らが自浄能力を発揮していかなければなりません。
今後呉市議会は新しい議長のもと、不正採用問題の真相究明と再発防止につながる新しい採用システムの構築のため、特別委員会を設けていくことになると思います。
今まで築きあげてきた呉市政の信頼を1夜にして奈落に落とした責任は重大です。
市民の皆様の信頼を回復させるためには、一朝一夕に取り戻すことができませんが、議員と職員個々が誠実に行政サービス向上のため、まい進していくという、積み重ねでしかありません。
今後の市役所と議会の動向をヨークご覧あれ!