2006年3月
3月1日は公立高校の卒業式、私も縁あって、我が母校の三津田高校の卒業式に参加しました。
卒業生代表が心温まる保護者への謝辞を述べ、私は思わず感涙いたしました。
人の親になって初めて、我が親の有難みが分かる小生に比べ、なんと立派な高校生かと。
教育問題が、政治の世界でも喧しいが、子供たちは自分たちの世界でしっかりと地に足をつけて、成長していることを感じました。
呉の教育はまだまだ捨てたものではありませんぞ。
ぜひとも、人の悲しみを我が悲しみとし、人の喜びを我が喜びとできる人間教育を続けていただきたいと思います。
これから、巣立っていく若者たちは、格差社会の荒波に立ち向かわざるを得ない。
しかし、卑怯な手段だけはとってはいけないことを肝に銘じて欲しい。
政治の世界を垣間見るに、きわめて卑怯千万な事象ばかりが目に付いてなりません。
仏教・武士道精神と政治の世界は相容れない側面が多すぎる。
よく言えば、宗教をも超越した価値観がそこにあるのかもしれません。
悪く言えば、まともな人間ができる世界でもなさそうです。
3月定例会が開催されています。
特に教育の面で、呉市にもキャリア教育なる項目が予算書に現れていましたので、注意深く審議したいと思っています。