2006年2月
先月号で時代の潮目が変わる年になることについて記述しましたが、まさか堀江モンが特捜に逮捕されるとは、思ってもいませんでした。
小泉構造改革の本質は、「小さな政府」・官から民への権限委譲・規制緩和などであります。
この政策を続けていくと個人が何よりも大事であり、個人の創意工夫を妨げるものについては、すべて排除されることが、目標になってきます。
経済的には、強いものが、機関車のように突っ走っていくことで、弱いものの客車を牽引していき生活水準を高めると言うモデルです。
堀江モンはこのモデルに乗っかり、しっかりと株式市場を牽引していたことになります。
しかしあまりにも目立ちすぎた結果、今回の逮捕劇につながったように思えます。
一人勝ちというのは、日本の風土・文化に馴染まないので、特捜がそろそろ時代のけじめをつけるため、逮捕に踏み切ったのだと思います。
株式の分割や企業買収(M&A)は日常茶飯事のように行われているのが、今の市場の実態であり、一部上場企業に限らず、中小企業でも行われています。
堀江モンは運が悪かったと言うべきか、日本人の顔で、心がハイエナ化しすぎた結果と言うべきか!?
日本人は農耕民族の血統を引く人ばかりですから、お天道様に対して顔が向けれるように、恵みを受けたものについては、ある程度社会還元をしていくよう心がけましょう。
さもないと、きついお灸をすえられますぞ。
今月13日から各常任委員会、27日から約1ヶ月新年度予算について審議が始まります。
市民に本当に必要な予算計上になっているのか、借金を本当に返していく気があるのか、将来の人に笑われないようにしっかりと質していきます。