2005年12月
今月は非常に遅くなり申し訳ございません。
と言うのも12月定例会で代表質問の機会を与えられ、次の項目について質問いたしました。
1、JR呉線複線化について。
2、大和ミュージアムの民営化について。
3、合併町の自治区について。
4、がん治療施設の誘致について。
1、JR呉線について、複線化の対象区間は、呉駅から、海田市駅間とし、来年度の予算に調査研究費を計上し、国や県、沿線市町、JRなどの合意形成を図りながら、研究会を設けて、事業手法などの枠組みを作る答弁に終わった。
2、大和ミュージアムは基本は直営であり、民間に委託するとは言っていないと市長が答弁。独立採算を維持するのは困難であり、管理運営を直営にするか、財団や民間による指定管理者制度の導入を検討する。
3、自治区については、現在の支所機能となんら変わることのないお考えのようである。身近な問題を解決しやすくする機能を支所に付与したい。
4、がん治療施設は、前市長の政策を踏襲。民間資本が天応地区の埋め立地に建設を予定。特定目的会社(SPC)の設立を進めていく。隣接地には、医療関連企業や研究機関をトップセールスで誘致すると答弁。
いずれにしても、マニフェスト形選挙は地方自治体首長選挙において、まだまだしてはいけないことが、実感として感じられました。
公約としてあげられていた政策が、ほとんど実行できない選挙用の方便でしかない。
今後できることと、できないことを早急に検討し直し、市民に公表するかどうか、大切になってくると思います。
新市長の手腕に期待したいところですが、今のところその片鱗も見えない状況です。
年の瀬が近づくにつれ、寒さが今年は増してきているように感じます。
皆様良いお年をお過ごしいただきますよう、祈念いたします。