2003年3月

三月弥生・卒業式のシーズンです。「我師の恩」を感じて卒業していく生徒がどの程度いるのでしょうか。

しかし我が身を振り返れば、中学時代から常に先生との確執を繰り返してきたように思います。

と思っていたのは子供であった私だけで、先生からすれば、単なるかわいい悪ガキでしかなかったのでしょう。

尾道の小学校の校長さんは、全国でも有名な「読み書き計算」を重んじる40台の若い教師が着任されるとか?

昭和35年生まれの私の世代は何を重んじた教育であったのでしょうか?中学時代から子供心に感じたのは、まさしく「結果の平等」を第一義に考えた教育のにおいがプンプンしていました。

日教組が悪いのか、文部省が悪いのか、分かりませんが、そのような上からの指導に従わなかった先生が、我々に生きていく術を教えてくれたように思います。

人それぞれ顔が違うように能力も異なります。いち早く生徒の特質を見抜き、生きていく術をお教えいただきたいものです。

4月には入学式がありますが、私も試験をパスして新しい世界を見てみたいものです。

2003年3月” に対して1件のコメントがあります。

  1. 岩城 美保 より:

    先生!今の呉市の福祉の状況をどの様にお考えですか?
    呉市の債務はかなりありますが?
    今のままでは、貧困家庭の子供は高校にも行けない状況です。
    私の子供は現在中学生ですが
    塾に行ってます。
    もう少し福祉の方に力を入れてもらいたいです。

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