2005年8月

先月の一言で雨乞いをしたとたん、本格的な梅雨となり、水不足の心配は無用となりました。

呉市は今のところ水の災害はほとんど起きておりません。

今後心配されるのが去年のような台風災害です。

今年の夏も去年同様猛暑の観です。

しかし太平洋高気圧の勢力が昨年と異なるので台風の通り道にはならないようにと願います。

ところで政界では、解散風が吹き荒れている模様です。

郵政民営化法案が参議院を通過するのか?可決か否決かで小泉総理の伝家の宝刀を斬るか斬らないか?マスコミ各社もその話題ばかりです。

反対派は地方切捨てばかりを声高に主張していますが、税金の配分割合からすれば地方はもらいすぎぐらいです。

もらったお金をどのように使うかが問題であり、地方の郵便局をどうするかは、本来地方の知恵で解決していく問題です。

そこから本当の地方分権が成立していく素地ができるはずです。

郵政民営化はけっして地方切捨てではありません。

一部の政治家と官僚の既得権益を保持するために反対しているとしか思えません。

340兆ともいわれている国民の資産をこの国が富むために民間の知恵と公の本来的な安定性を結集し、世界に冠たる郵便貯金会社を建設することを望みます。

340兆円の内どれぐらいが特殊法人による焦げ付きがあるか民間会社にならなければ、表に出てこないと思います。

知らしむべし。寄らしむべからず。

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