2004年9月
今年の夏は猛暑・酷暑どう表現していいのか分からないくらいの記録破りの夏でした。
それに加えて台風がやたらと猛威を振るい、集中豪雨で日本列島は悲鳴を上げています。
気候の温暖化も影響しているという学者もいます。
1990年から2000年の間に、平均して1年間に1500万haの森林が地球から消えています。
これは毎日世界中でゴルフ場が500箇所分の森林が消滅していることになるそうです。
このような森林破壊が続けば、今後100年で5.8度気温が上昇されると言われています。
又その場合、海面が最大88cm上昇するとも言われています。
そうなった時には全国の海岸、河川の堤防のかさ上げをしなければいけないので、国土交通省によりますと、防潮堤や防波堤を1mかさ上げするのに20兆円必要になるという試算さえ出しています。
公共工事のほとんどが、堤防を作ることになり、道路には予算が廻らない事態も想定できます。
日本列島も東西南北、それぞれの地形的な特徴を有しており、その土地に適した災害対策が必要になってきています。
9月6日から呉市議会定例会が開催され、私も代表質問をさせていただきます。
呉市の合併後の将来展望について、歴史に残る大きな転換期に、市議会議員として関わることの責任の重さを感じつつ、質問していきます。詳しくは来月号で報告します。