2021年10月
岸田文雄衆議院議員が10月4日召集の臨時国会で第100代の首相に指名されます。
広島県としては故宮沢喜一さん以来30年ぶり4人目。
広島市では戦前の加藤友三郎氏以来、太平洋戦争後は初めてとなります。
その新自民党総裁が岸田さんに決まった9月29日、日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区は中国地方初となる1962年の火入れから約60年。
「鉄の灯」が消えました。
2年後の閉鎖まで、他の製鉄所が搬入したスラブ(鋼片)を加工する圧延などの工程は残るようです。
呉市の産業は製造業の比率が高く、日鉄撤退の影響は非常に大きくなると思われます。
企業誘致や跡地(143ヘクタール)活用の方向性を見出していきたいものです。
呉市は令和2年度、業態転換や販路拡大に挑む企業に最大1千万円を助成するビジネスモデル転換支援事業を190社に対して採択しています。
また国の中小企業等事業再構築促進事業(最高1億円)への事業者負担分(1/10・最高300万円)を呉市が追加負担する事業も34社採択される見込みです。
また呉市に残って働きたい人を対象に就職相談会を10月4日(月)から毎週月曜日と木曜日呉市役所5階の会議室で行います。
事前予約性ですから呉市のホームページで確認してください。
11月には呉市長選挙があります。
私たちはこの困難な時代のリーダーを誰に託すか選択の時です。