2015年12月
今年の11月、12月は寒暖の差が例年より激しいようですので、体調管理には充分注意が必要です。
未年の今年は辛抱が必要な年であったように思いますが、皆さんはどのような年でしたでしょうか。
来年は申年ということで賑やかな年となり景気もよくなるように願いたいものです。
師走は教師も走るということと思っていましたが、語源はお坊さんがお経をあげるのに、東西を馳せる月からきているとのことです。
まあ、いずれにしましても忙しい年末12月です。
呉市議会は12月定例会が7日から2週間あります。
来年の4月1日から中核市になるための条例の制定や10億円の補正予算案などがあります。
呉市は今現在特例市という位置付けですが、30万人以上の都市が中核市として格付けされていましたが、人口要件が30万人から20万人緩和されましたので、呉市も中核市の仲間入りに手を挙げることとなりました。
この中核市の一番の権限委譲とされているのが、保健所を自前で運営できるという権能ですが、呉市はすでに保健所を運営している特例市です。
そのようなことから、全国で特例市から中核市になる都市は今回佐世保市と呉市の2市のみです。
広島県では福山市に次いでの中核市です。
議会も中核市に相応しい質の高さを求めていきます。
質の高さとは福祉の向上につながる条例を議会側から提案できる議会であると考えます。
まず災害が起こった時に議会や議員がどう立ち振る舞うかという基本的な指針もない状態ですから、まず防災に関する要綱の作成を行い、市側と共同で防災基本条例を制定していくよう議員立法化を推し進めていきたいと思います。
新庁舎が12月末をもって完成する運びとなりますので、今の呉市議会議会棟での審議は12月議会で最後となります。
呉市議会の現在の本会議場は国会議事堂に模した造りとなっておりますので、風格があります。
新しい本会議場は傍聴席と議員席が近くなり、より議会を身近に感じていただける造りとしております。
新しい庁舎に議会も移りますが、呉市の福祉の増進につながるよう議会改革を断行してまいります。