2013年10月
呉市の庁舎建て替え問題は9月議会で難産の末、議決いたしました。
今月の末には建設工事に着手することになります。
尚、現庁舎は二年後に解体することとなりますので、54年の時を経て役割を終えることになります。
来年4月1日から消費税について3%アップすることを安部総理が表明されましたが、庁舎は9月末に契約を成立しておりますから、建設にかかわる消費税は現行通りとなります。
1300年の歴史をもち、20年ごとに社殿を造り替える伊勢神宮の「式年遷宮」が行われており、今月10月にご神体を移す儀式「遷御」でヤマ場を迎えます。
その伊勢市に今月の中旬学校給食の先進地視察としてお伺いする予定です。
呉市の学校給食は小学校は全校実施していますが、中学校給食は旧呉市の地域学校で、未実施となっています。
女性の社会進出を後押しし、女性の労働力を積極的に活用する為にも中学校給食を提供していくことが必要と考えています。
その方策は給食調理場を造り、そこから各校に配食するセンター方式と、民間業者に弁当のように配食するデリバリー方式の二通りが俎上に上がっています。
たとえ給食の提供方法が各校で変わることがあるとしてもできるとこから実施に移していくことに意義があるのではと思います。
しかしながら、市の教育委員会の方針が定まっていないようです。
議会としては早く実施させるために、所管事務調査を実施し議会内である程度の統一した考えを取りまとめていくことになっています。
因みに伊勢神宮は外宮〔豊受大神宮〕と内宮〔皇大神宮〕があり、内宮は天皇家の祖先神である天照大神をまつり、天照大神の食事をつかさどる豊受大神をまつるのが外宮です。
つまり、大神様も給食をお食べになっているということですか。
又、小中学校校舎の耐震化も急ピッチで行うこととなりましたし、呉市の教育行政の遅れを一気呵成に取り戻そうとしています。
どちらも安心、安全を基本に据えた重要課題でありますので、慎重さも求められていると思います。
教育企業委員長としてしっかり差配して行きたいと考えています。