2011年5月
市会議員三期目がスタートしました。
多くの皆様の御厚情に感謝いたしますと共にそれを支えにいっそうの活動を決意する次第です。
今月より「今月の一言」に題をつけることにしました。
理由は、よりわかりやすくという思いです。
今月のお題は、『自主停電』です。
早々と浜岡原発の全面停止が行われた(実質は4号機、5号機の2機だが)当然、危険が予見できるものは速やかに対処したということなのでしょうが、しかし、私は天皇陛下の『お怒り』が関係したのではないかと思えるのです。
陛下は天災である地震、それに伴う津波被害などは我がこととしてお受け止めになられ、被災した国民を思うお気持ちは映像を通してでも、私たちに深く伝わってきます。
御所では自主停電をされ、被災地の方々と同じ気持ちで過ごされているとのことですが、この『自主停電』は福島原発事故が人災であるが故の天皇陛下の無言のお怒りではないかと思えます。
過去に昭和天皇がA級戦犯との合祀以来、靖国神社への参拝を御取り止めになりました。
必要以上に戦線を拡大し多くの国民を無駄に死なせたこと、その人災(戦犯)に対する無言の意思表示です。
今回の福島の事故も根は同じ人災であり防ぐことが出来た極めて遺憾なこととお感じになられたのではないかと思えるのです。
経済性を優先させたために多くの安全が削られています。
経済性を自主停電させて安全と安心を考え直す機会だと思えてなりません。