2006年12月
今年も残すところ後僅かになりました。
今年一年を振り返りますと、呉市が全国にその名を轟かせる事件や事故が相次ぎ、大和ブームに水を差す格好になりました。
職員の不正採用事件を受けて、議会では議員の倫理条例を制定。
行政サイドでは、公益通報制度や職員の倫理に関する条例を制定しました。
送水管の事故により断水になった教訓から、送水の別ルートの開拓や、県に対して維持管理の徹底を求めています。
「災い転じて福となす」政策やシステムを構築していきます。
このような事件事故が相次いで起こりましたが、大和ミュージアムへの人気は、衰えることがありませんでした。
開館以来の入館者数は200万人を遥かに超えています。
来年4月には「鉄のくじら館」がオープンしますので、その相乗効果も期待しています。
呉市民の皆さん、観光客の方々に心を尽くし、おもてなしの心で、ぜひとも笑顔で迎え入れてあげましょう。
そして、この町は美しい、やさしい町であったと、思っていただけるようになりたいものです。
来る猪年が、皆様にとって幸多かれと祈ります。