2021年7月

2020年国勢調査の速報値が発表されました。

昨年10月1日時点の日本の総人口は1億2622万6568人で、15年の前回調査と比べて86万8177人(0.7%)減少しています。

1920年の調査開始以来初の人口減を記録した前回調査に続き、2回連続での減少となっています。

総人口のうち男性は6136万人、女性は6486万人です。 

86万人減少は山梨県の人口がおおよそ83万人、福井県が78万人、和歌山県が96万人、佐賀県が83万人であり、そうした県一つ分の人口が減少したというイメージです。 

国勢調査とは、総務省が5年に1度、10月1日時点で外国人を含め日本国内に住む全ての世帯の実態を把握するために実施します。

呉市の人口は、昭和50年(1975)年の31万人(合併町の人口を含む)をピークに減少しており、人口のピークが平成20年(2008年)の国や平成10年(1998年)の広島県に比べ、相当早い時期から減少へ転じています。

平成22年(2010年)には約24万人となっていますが、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)」によると、今後も減少傾向は続き、2040年には、約16万2千人まで減少するとみこまれています。

これは3年前の災害や日鉄日新の撤退、新型コロナの影響は加味していませんので、減少のスピードは増していくものと推測されます。

6月議会で私は常任委員会:総務委員会に所属。議会運営委員長を再び拝命いたしました。

今後とも人口減対策や呉市の発展に力を尽くしてまいりますのでよろしくお願い致します。

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