2021年4月

新年度がスタートしました。

呉駅前広場の抜本的な機能強化に向けて、国土交通省による事業化が決定しました。

1階を交通ターミナル、2階をデッキ広場とし、これらと一体となる複合施設をそごう呉店跡地を活用して行うものです。

官民連携によって整備することで、憩いと潤いの駅前空間を創出することとしています。

まだまだ具体的な絵が描けたわけではありませんが、駅前広場は国が事業費を全額負担することが決まった事のようです。

是非、中心市街地や斜面地へ、地域の商店街へ、島嶼部へと回遊性の高いプロジェクトにしていただきたいものです。

呉駅南の三菱パワーは、ボイラー製造の撤退に伴い、呉工場の従業員の約2割に当たる180人が他県の工場などに配置転換となります。

約1,000人に上る従業員は呉工場に残り、当社の保有する優れたメンテナンス技術を活用し、保守関連の主力工場として脱炭素に貢献していくことになりました。

1911年に呉市において創業したセーラー万年筆が本店を東京都墨田区から呉市天応に移転し、新工場を建設します。

豪雨災害からの復興として明るいニュースです。

東京五輪の聖火が、3月25日に福島県を出発。

約1万人の聖火ランナーが灯をつなぎます。

聖火リレーは間もなく始まるオリンピックへの関心と期待を高め、ムードを盛り上げる役目を担っています。

主催者側は「開催」の一択と言いますが、本当に開催できるのだろうかという思いを抱いている人は多いはずです。

兎にも角にも開催に向けて滑り出しました。

121日間、約4カ月かけて全国47都道府県・859市区町村を巡り、7月23日の開会式で国立競技場の聖火台に灯がともされます。

最後のランナーが誰になるのか気になります。

呉市では、5月17日(月曜日)に呉中央桟橋・大和ミュージアム前から呉市中央公園までの約3キロの区間で実施します。

聖火リレーに多くの方に関わっていただき、57年ぶりに日本で開催される東京オリンピックを一緒に盛り上げるため、ご協力いただける「ボランティアスタッフ」を募集します(4月15日まで)。

皆さんの熱い思いでコロナを退治し、呉市の明るい未来を開拓していただきたいと思います。