2020年7月

西日本豪雨から丸二年になります。

まだ呉市は復興途上であります。

主要幹線道路はほぼ復旧しましたが、真光寺橋や大広橋はこれから工事が始まります。

農道や農地の復旧も急がれるところです。

6月議会において仁友会を代表して、質問いたしました。

質問1(産業振興の方向性)・一昨年の豪雨災害、日本製鉄呉製鉄所全面休止の方針発表、そして新型コロナ感染症の蔓延による経済の停滞など、呉市の産業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあります。

市長のリーダーシップのもと、呉市の産業をどのように牽引していくのか、方向性や指針をお示しください。

(答:市長)日本製鉄の合理化計画による雇用問題は、転職希望者の支援策と共に、事業転換や販路拡大に向け新たなチャレンジをしようとする事業者を応援していきます。

今後の呉のためには、産業構造の転換と中小企業・小規模事業の振興が非常に重要です。

自助努力や創意工夫による活力向上のために、経営者セミナーの開催、販路開拓や自社製品開発への支援、あるいは光通信の整備などチャレンジできる環境を整備していきます。

質問2(消防施設の耐震化状況)本年3月に完成した西消防署新庁舎以外の施設について、耐震化の状況と呉市全体の消防体制について。

(答:消防長)消防庁舎のうち、昭和44年に建設された川尻出張所のみが基準を満たしておらず、老朽化が進む他の施設も含め、呉市全体の消防体制を考える中で検討します。

呉市全体の消防体制は、公共施設総合管理計画及び個別施設計画等と整合を図りながら、人員・施設の在り方を含め、10年から20年後を見据えた検討を行います。
7月10日に新型コロナ対策等の補正予算を審議する臨時議会が招集されます。

政治と金の問題についても、呉市議会が襟を正していく必要があります。

ご意見ご感想、ご要望がありましたら、お寄せいただければ幸甚です。