2026年5月
4月23日に大和ミュージアムがリニューアルオープンしました。
2005年の開館以来20年ぶりとなった大規模なリニューアルです。
まずエントランス部分が大きく変わりました。
チケット売り場・ミュージアムショップは建物外部に移設。
これにより混雑が緩和され、開放的な空間が誕生し、圧倒されるのは、正面に新設された大型のワイドビジョンです。
このスクリーンには世界最大の戦艦大和の当時の貴重な記録から、現在の呉市の美しい観光風景が映し出されます。
ミュージアム最大のシンボル「1/10大和模型」が20年分の調査・研究で19カ所の改修を行っています。
船首に輝く「菊の紋章」これまでは直径15cmでしたが、最新の調査研究により直径10cmへと改修。
解説パネルの文字サイズを4割アップ。
外国人への対応もスマートホンでQRコードを読み取るだけで、24言語対応しています。
さらに、今回の目玉の一つが「触れる展示」の新設です。
視覚に障害をお持ちの方でも艦船の構造や形を直感的にイメージできるよう、精密な金属製の「触れるレプリカ」が登場しました。
新しくなった展示室のコンセプトは、まさに「工廠(こうしょう)」の再現です。
【3階】海軍工廠の熱気を再現!
「航空と造船」の技術力を融合した新フロア:呉海軍工廠は有名ですが、広地区において大正時代から最先端の「航空機」の研究・開発・生産を行っていた「広海軍工廠」がありました。
呉という街は、艦船と航空機という両分野で、国家の命運をかけた予算と最高峰の人材が集約され、日本近代軍事史においても極めて稀有な「総合ハイテク拠点」でした。
最も大胆にリニューアルされた3階フロアは、社会的、時代的背景を余すことなく体験できる空間へと生まれ変わっています。
フロア内には、呉が得意とした「造船・製鋼技術」と、広海軍工廠が担った「航空・鋳造・機関技術」を軸に構成されています。
特筆すべきは、今回新たに寄贈された巨大な「縦型旋盤」の展示です。
実際に稼働していた当時の工場風景を再現した空間演出により、往時の行員たちの息吹や、巨大金属を削りだす熱気までもが伝わってきます。
ぜひ体感してください。
入場料:大人1,000円(800円)・高校生300円(200円)・小中学生200円(100円)
※( )内は20名以上の団体/呉市内に居住する方:一般500円・小中高生(通学者含む)無料
